1月

 

 

 

24(日)   2016 映画レビュー

 

 

 

 正月休みにDVDを借りてきて映画を何本か見た。今上映中の「フォースの覚醒」はもちろん映画館で見た。どの作品も楽しめた。2015年の映画は力作ぞろいだったのでは?と個人的に思います。「フォースの覚醒」はネタバレしないよう書きます。

 

 

 

バードマン

 

 前半は (あるいは全編だったかも) ワンカットの長回しで物語が進んでいく。スタイリッシュなカメラワークとクールな音楽。レイモンド・カーヴァーの書いた小説を基に劇中劇が展開する。エンドロールでカーヴァーの奥さんだったテス・ギャラガーの名を発見、嬉しかった。ぼくはレイモンド・カーヴァーのファンなのです。

 

 

 

アメリカンスナイパー

 

 実話を基にしている。イラク戦争において輝かしい戦績を残した天才狙撃手がその後戦場でのトラウマに悩まされ、そして回復していく話。ラストが衝撃的で、切ない。監督のクリント・イーストウッドはこういうドキュメンタリータッチの映画を撮るのがうまいと思う。映画に対して誠実なのだイーストウッドさんは。

 

 

 

キングスマン

 

 イギリスを舞台にしたスパイ物。コリン・ファースが教会の中にいる人たちを皆殺しにするシーンに度肝を抜かれた、というかあっけにとられた。とにかく殺して殺して、殺しまくる。

 ラスト近く、エルガーの威風堂々のテンポに合わせて人の頭が次々と爆発して弾け飛ぶ場面はおぞましさを通り越してむしろさわやか。イギリス人のユーモアってこんな風なのか?いやおれ好きですけど。

 

 

 

インサイドヘッド

 

 こども向けのドタバタ映画なのかなと思ってわりと軽い気持ちで見てたのだけどけっこう泣けた。つうか瞬間的に号泣。

 

 

 

ローグネーション

 

 "体当たりの演技" などと表現すると陳腐に聞こえるかも知れない。だけどミッション・インポッシブルでのトム・クルーズの演技はまさにそれ。危険なアクションシーンもなるべく代役スタントマンを使わずに自身で演技しているように見える。ここまでやるかって言うくらいカラダを張ってます。かっこいいです。

 去年はスパイ映画の当たり年だったみたいだ。

 

 

 

スターウォーズ フォースの覚醒

 

 かっこいい十字型のライトセイバーの遣い手、カイロ・レン君は患ってます。中二病。かなりこじらせてます。

 

 

 

マッドマックス

 

 オープニングからギアはトップに入りっぱなし。アクセルはベタ踏み。メーターの針はとっくにレッドゾーンを振り切ってる。こんな感じでノンストップでラストまで駆け抜ける。もしもぼくがこの映画の世界に放り込まれたとしたら、真っ先に殺られる自信がある。

 

 

 

海街ダイアリー

 

 見たいけど、見れない映画。なぜ見れないかと言うと、原作のマンガが好き過ぎるから。「海街ダイアリー」がどんな風に映像化されたのか、知るのが怖い。そういうことってあるよね。この文章、レビューになってない。

 

 

 以上、映画レビューでした。

 

 

 

18(月)   雪の日、サーカスを見に行く。

 

 

 

 朝。目を覚まし、カーテンを開けた。雪が積もっていた。あれ?ガチだね、ガチで積もってる。これじゃ仕事はムリだね。てか現場に向かうことが難しいかも。それ以前におれが会社に行くことが出来ない。この状況で自転車通勤は厳しい。

 電話で問い合わせると果たして仕事は中止だった。ぼくは二度寝した。寒い朝の、至福のひととき。

 

 再び目を覚まし、身支度を済ませて外へ出た。ショッピングモールの横の広場で興行しているサーカスを見に行くのだ。雪は雨に変わっていた。風がけっこう吹いている。開演時間が迫っていたのでカサをさしながら軽く走った。足元は長靴なので問題ない。

 チケット売り場で入場券を買い、大きなテントの内部に入る。お客さんはそれほど多くない。そりゃそうだ、雪が積もった月曜日の午前中にサーカスを見に行く人ってそんなにいないと思う。

 サーカスを見たのは生まれて初めてだった。楽しかったです。ゾウやライオンの曲芸、箱の中に入った美女が消えるマジック、ピエロのジャグリング。最後の空中ブランコでショーはおしまい。

 

 

 ショッピングモール内のスターバックスでコーヒーを飲んで帰った。

 

 

 

5(火)   着衣のストリッパー

 

 

 

 人気ストリッパーは全国各地の歓楽街にあるストリップ劇場を興行してまわる。今週末は池袋の劇場に出演、来週からは横浜の日ノ出町というふうに。

 その地での最終日のステージのラスト、それまで一糸まとわぬ裸身だった彼女がおもむろに衣服を身につけていく。パンツを穿き、ブラジャーをつける。「またこの劇場でお目にかかれる日を楽しみにしています」とか何とか言いながらスカートのファスナーを上げ、シャツに袖を通す。ステージには今風の着こなしをした可愛い女の子が立っている。その街での興行は終わる。

 この着衣のシーンで、観客たちのボルテージは最高潮に達するのだそうだ。今までさんざん裸を晒してきた女の子が、服を着る姿を見て興奮するのだ。エロの世界って本当に奥が深い。