10月
27(日) 一瞬にしてストレッチ
先日のこと。
会社からの帰り道、チャリンコをこいでいた。台風が関東に近づいていて、雨は激しさを増し、風も強くなってきていた。
チャリンコの前輪が道路のくぼみにはまってぼくは思い切りコケた。その時ほくは頭からポンチョをすっぽりかぶっていたので、もしその様子を見ていた人がいたら、ぼくの転倒はてるてる坊主が一回転したように見えたと思う。
幸いケガはしなかった。派手に転んだにもかかわらずぼくはその後何日かすこぶる体の調子がよかった。
あの転倒にはストレッチ効果があったんじゃないかと推測しています。一瞬にして僕の体の関節をほぐしてくれたのだと・・・・違うかな?
23(水) ハト、タマゴをあたため中。
今日の仕事はケヤキの剪定だった。ハシゴをかけ、登っていく。スズメハチの巣がないことを確かめてから枝をパチパチ切り始めた。
何やら気配がするので葉っぱをかき分けると小枝で作った巣が見えた。その上に一羽のハトがいた。ぼくのことを思い切りガン見してる。おそらくこのハトは卵をあたためているのだろう。木の上にいきなりヒトが現れてびっくりしているはずなのに逃げる気配はまったくない。卵を守るのは動物の持ってうまれた本能なのだろうけど、ハトはえらいな、と思った。
ぼくがこの木を剪定するとハトの巣は丸見えになってしまう。そしてほぼ間違いなくカラスの餌食になる。
ぼくはこのケヤキの剪定作業を来月にのばすことにした。この施設は年間を通して管理しているし、それにこの現場の担当はぼくだからそれくらいの融通はきくのだ。
22(火) トンボ
契りをかわしてましたよ仲睦まじいトンボのカップルが。チャリンコの変速機の上で。「写メを撮ってくださいな」と言わんばかりにノリノリだったので、ぼくは渋々写しました。
9(水) 季節はずれの蚊
10月も半ばにさしかかるというのに蚊が飛んでいるのを見かけた。腕にとまって血を吸おうとしたので、手のひらで叩いたら、逃げもせずあっけなく死んでしまった。もう秋なので蚊も元気がなくなっているのかもしれない。うっとうしい蚊ではありますが、そんなに弱っているのならほんの少量の血くらい吸わせてあげればよかった・・・・などとは全然思わない。蚊はやっぱりきらいです。
8(火) 病院内の売店にて
病院内の売店の一角に雑誌を並べているコーナーがあった。週刊新潮とか週刊朝日などの中に、明らかに雰囲気がちがう雑誌が一冊まざっていた。GROOVEというタイトルのその本は、クラブのDJなどに興味がある人が読む雑誌です。今回の特集記事は「モバイルDJセットの奨め」と表紙にうたっている。
なぜ病院内でこれが売られているのだろう?入院している患者さんの中にもDJやクラブに興味のある人はいるだろうけど実際に病院の売店でこの本を目にするとちょっと場違いに映る。けど病院内にクラブがあったら楽しいな。DJブースでインスリン注射を打ちつつスクラッチをキメる糖尿病を患った患者さん兼DJ。それってカッコいい。
病院の中の売店でコーヒーを買いながらそんな妄想をした。