10月

 

 

 

31(水)   だらだらと動画サイトを見る夜勤明けの朝

 

 


    先週の後半は夜勤だった。夜の9時から翌日の明け方までの仕事が三晩働いた。

    最後の夜勤を終えた日曜日の明け方、ぼくは自転車をフラフラこぎながら自分のうちに帰って来た。作業着を脱いで洗濯機に放りこみ、シャワーを浴びてからビールを飲んだ。街が動き出そうとしているとき、世の中の流れに逆らって飲むビールの味は格別だぜ、プハ~。

    ぼくは机の上のパソコンをたち上げて、YouTubeを開いた。眠気と酔いが入り交じったアタマでディープパープルの古いライブ動画をぼんやり見ていた。中学生のころはリッチー・ブラックモアのギタープレイが好きだったんだけど、いま聞いてみるとなんだかピンと来ない。何故だろ?パープルは今でも好きなバンドなんだけどね。次にレッドツェッペリンのライブ動画も見てみた。やっぱツェッペリンはかっこいいな。ジミー・ペイジのギターはちょっとヨレ気味なところも含めて魅力的だな、このヒトのリフ作りは・・・・

 

    などと、いつまでもPC画面にへばりついている。さっさとふとんにもぐりこめばいいのにね。動画サイトってのは中毒性があるんじゃないのかな?

 

 

 

20(土)   年の瀬の兆し・録音作業

 

 

 

   書店の一角に来年のカレンダーと手帳が並べられ、コンビニではおせち料理の予約受付が始まる。もう世の中は年の瀬に向けてじわりと動き出している。ついこの間まで蚊取り線香をつけて仕事をしていたというのに。

    CDを作ろうと思いたち、以来時間を見つけて少しずつ録音作業をすすめています。クリスマスまでには作りたいなと考えています。なぜクリスマスに間に合わせたいのか?世間のイベントにはとりあえず乗っておこうと言う魂胆なワケです。

 

 

 

16(火)   フランクフルトでロシアンルーレット

 

 

 

    夕方、現場での仕事を終えて会社に帰って来た。片付けをしていると、コンビニ袋の底から冷たくなったフランクフルトが出てきた。朝、食べようと思ってコンビニで買ったのだけど、それきり忘れていたのだ。

    朝に買って一日クルマの中に放ったらかしになっていたフランクフルト。今日はけっこう陽射しが強かったから食べたらお腹をこわすだろうか?ましてや今カゼで体調わるいしな。

    でも結局ぼくはそのフランクフルトを食べた。おいしかったです。行動しないで後悔するよりも行動して後悔するのを選ぶタイプなのだぼくは。

 

 

 

14(日)   カゼをひいた

 

 


    朝起きるとノドがいがらっぽかった。頭の中にかすみがかかったみたいにぼんやりしている。典型的なカゼの症状です。

    昼過ぎまで部屋にいてジミ・ヘンドリックスを聴いていた。ジミの音楽は今日のような曇り空がよく似合う、と思う。個人的な意見だけど。

    夕方自転車で近所のショッピングモールへ。スニーカーを買おうと思ったのだ。店内を見て回ったのだけど、気に入ったデザインのスニーカーにかぎってぼくの足のサイズの在庫がない。店員に詳しく聞きたかったのだけど、売り場が人でごった返していたのであきらめる。カゼを引いているのでいつにもましてあきらめがはやいのだ。この投げやりな気分がいっそ心地よい。

    CDショップでチャットモンチーの新作CDを買って帰った。


    あしたはピアノのレッスン日なんだけどムリかも。まわりの人にうつしたらまずいからね。

 


    季節の変わりめ、皆さんもご自愛ください。

 

 

 

9(火)   運動会

 

 

 

 先日の土曜日の仕事は老人ホームの敷地内に植えられている高木の剪定だった。ぼくはハチの巣や枯れ枝に注意しながらのぼっていく。以前スズメバチに刺されたことがあるのでもう一度刺されるとまずいのだ。アナフィラキシー反応だとかで場合によっては生命をおびやかす可能性がある。ぼくは木のてっぺんから順番にチョキチョキと伸びた枝を切っていく。

    通りの向こう側に小学校が見えた。その日は運動会で、校門の前では場所取りの父兄たちが行列をつくって門が開くのを待っていた。
    ぼくは陽が暮れるまで何本かの木を剪定したのだけど、その間じゅうずっと運動会の雰囲気を楽しむことができた。別に仕事をおろそかにしてぼうっと見てたわけじゃなく、会場に流れるアナウンスや音楽、歓声などを聞きながら木を切っていたんです。

 

    ぼくが小中学生のころ、運動会で徒競走の時には決まって「天国と地獄」や「クシコス・ポスト」などの音楽をかけたものだった。けどこの小学校の運動会ではその手のBGMは流れなかった。ぼくが運動会の定番と思っている曲はとっくに時代おくれなのだろう、なにしろあれから40年近く経っているのだから。

 低学年のこどもたちは K-POPグループ KARAの曲に合わせて楽しそうに踊ってた。ディランじゃないけど  " The Times They Are a-Changin " 時代は変わるのだ。