4月
29(月) ファッション誌のカバーモデルさんたち
中身は全然読んだことないけど女性ファッション誌の表紙を見るのがなぜか好きです。春のリニューアルなのか、表紙を飾るモデルさんたちの顔ぶれも変わったみたい。
HERSの表紙が萬田久子さんから賀来千香子さんになった。Oggi でおなじみだった小泉里子さんがいつの間にかCLASSY. のモデルになってる。In Red は小泉今日子さんから篠原涼子さんに変わってる。In Red は30代女性向けのファッション誌だから47歳のキョンキョン (ぼくと同じ歳です。ファンです) だとキビしいのだろうか?けど後任の篠原さんだってそろそろ40に手が届く年齢なのではあるまいか. . . . としょうもないことを延々と考える。
これはファッション誌ではないけれど、婦人公論の表紙を見ると篠山紀信という人は女の人を撮るのがうまいんだなと素人ながら思います。
21(日) スマートフォンでギターを弾く
iRig なるモノを買った。このiRigのジャックをiPhoneに差し込み、エレキギターと接続するとiPhoneはアンプになり、ギターの演奏が出来るようになる。
タイムマシンで高校生の頃のぼく( AC/DCなんかコピーしてた )に会いに行き、「30年後のキミは電話をアンプがわりにしてエレキを弾いているよ」と教えてあげたら17歳のぼくはどんな顔をするだろう?
スマートフォンにプラグインし、エレキギターを弾く。エフェクターのアプリも揃っている。フィードバックまで出来る。
ケータイ電話でギターを弾くってどゆこと?ってツッコミ入れたいとこだけど、ぜんぜん違和感ないんです。テクノロジーの進化って不思議です。
18(木) オオカミにまつわるふたつの話
何かの本で読んだのだけれど、シベリアに住むオオカミは狩りをするとき、まず最初に線路沿いを歩いてみるのだそうだ。一日に何本か走って来る長距離貨物列車に誤って衝突した動物の死体を探すのです。意外にも、と言うとオオカミに対して失礼だけど、実は彼らは効率的な狩猟をするのだ。オオカミは狙った獲物を執拗に追い詰めて行く動物なのだと漠然と思っていたので、この線路に沿って死肉を探すオオカミの話は強く印象に残っている。
もうひとつ、オオカミに関する話を読んだことがある。それによると、自分たちが交尾しているところを誰かに見られたらオオカミはそいつのことを決して許さない、ということだった。
この文章をいつどこで目にしたのか、ぼくはもう忘れてしまった。生き物についての本に書いてあったのか、あるいは小説のなかに挿入されていた何かのエピソードだったのかも知れない。だけど、交尾を見たヤツは決して許さない、というくだりだけは今でもはっきり憶えている。吠えたてるでもなく、付け狙うでもなく、「決して許さない」のだ。想像力をかきたれられる、なかなか凄みのある言葉だと思いませんか?
14(日) 誰のための香水か?
日曜日、朝6時に目を覚ました。けど二度寝の誘惑に勝てず、トイレで用を足してまた布団にもぐりこむ。
8時過ぎに再び目を覚ます。イスに座ってしばらくぼーっとしているとようやく頭が働き始める。旧いPCといっしょで起ち上がるのに時間がかかるのだ。布団をたたみ、簡単に部屋を片づけてから借りてあったDVD「ひまわり」を見た。ソフィア・ローレンがエキセントリックだった。
" 戦争による別離 " という重いテーマの映画だったので見終わったあと、なんだか疲れてしまった。ぼくはこの映画をライトな恋愛モノだと勘違いしてレンタルしたのだ。
部屋の掃除、洗濯をすませ、ジョギングするために外へ出た。BGMはブランキージェットシティ。爆音を聴きつつ走る。
部屋に戻ってシャワーを浴び、近所のファミレスに出かける。陽はすでに西に傾いていた。
ファミレスでフライドポテトを食べながらぼんやり考えた。ぼくはジョギングの後、身支度をしてここへ来たのだけど、出かける時に香水をつけた。誰とも会う予定がない日曜日の夕方、なんのために香水をつけたんだろう?自分の行為ながら改めて考えてみると不思議だ。誰にも気づかれないのにつける香水の意味って一体何?
6(土) 夢に出てきそう
途中から道がスパッとなくなっているこの歩道橋、はじめて見た時はちょっとびっくりした。建築中なんだろうけど工事をしている気配がないのもなんだか不気味。誰かが見た不条理な夢を現実化したような風景です。地元の人はもう見慣れているのだろうか。立川から吉祥寺に向かう中央線の電車の中から撮りました。JR武蔵小金井駅の北側です。